長崎凧(ハタ)
長崎に伝わるハタは「あごばた」と呼ばれ、
現在は、ハタ揚げ大会として長崎くんちや精霊流しなどと並ぶ
長崎の一大イベントとして定着しています。
一般的にハタ揚げは、お正月のイメージですが
長崎では古くから「大人の娯楽」として毎年春に行われてきました。
長崎に伝わったのは、鎖国時代だった江戸中期ごろ
出島のオランダ商館に来ていたインドネシア人から伝えられたと
いわれています。南方系の凧です。
文様においても、オランダ船の船旗や信号標識旗を
デザイン化したものと思われるシンプルなものが多く、
異国との窓口であった長崎の特色を表しています。
ショップでお取り扱いしていた長崎凧の角中皿(三ツ奴)ですが
現在SOLD OUTとなっております。
まもなく長崎凧の角中皿(千鳥)を入荷予定です。
入荷したらまたご紹介させてください。
店主 井上