中地 大介(Daisuke Nakachi)
homepage http://www.pint.mn/
1984年生まれ。雑貨ブランドPint!代表。
日本の職人と組み、素材を活かした暮らしの雑貨を展開。
作り手と使い手を結ぶ、新しいものづくりの形を目指しています。


荷物は少なく身軽に、予定も立てずに、旅先の時間と空気と出会いを味わうというのが、僕の旅の楽しみ方。 自分の旅のスタイルに合ったもの。「旅のお供」があると、旅はより楽しくなります。

今回は、学生時代の旅から愛用している風呂敷をご紹介しました。
僕の母もよく旅行のときに使っていたこともあり、頭のどこかに「旅には風呂敷」という思いが残っていたのだと思います。いろいろと他のものも試しながらも、最後は風呂敷に辿り着きました。学生の頃は雑貨にほとんど興味はなかったので、純粋に旅で使う道具として、気に入って使っていました。

Pint!の草木染め風呂敷をご紹介しましたが、最初はどんなものでも結構ですので、一度お試しいただきたいと思います。風呂敷というと少し構えてしまいますが、要は四角い布なのです。ちょっと言葉をかえると、マルチクロスとも呼ばれます。

僕はまめな性格ではないので、凝った風呂敷の結び方は全く知りません。荷物にそって四辺をくるむか、お弁当包みの2パターンだけ。荷解きしやすいし、このざっくりした使い方が自分には合っているのです。

使っているうちに、だんだんと自分らしい使い方が見えてくると思います。
旅先でどう使うか、旅のスタイルによってそれは様々。だからこそ、風呂敷のようなフレキシブルなものは、その使い方の幅の広さが面白いです。

使う頻度も高いから、素材や色も、気に入ったものだとますます楽しみが増えます。是非、お気に入りの1枚を見つけて、旅に一緒にでかけてみてください。